洋服の着こなしで大人可愛く見せるコツは全身のバランスにあり
最近では「フランス人は10着しか服を持たない」っていう本がベストセラーになったりして、少ないアイテムでもお洒落に見せる着こなしが流行ってますよね。
確かに、いわゆる「パリジェンヌ」と言われる人たちは、普通のアイテムでも「着こなし方」によって、お洒落に見せる術を知っているようです。
そこで、ここでは、アラサー世代が使える「大人可愛い着こなしのコツ」をまとめてみました。
全身のバランスが大事
大人可愛いくお洒落に見せる着こなしには、流行やプロポーションはそれほど関係ありません。
アイテムの組み合わせ次第で、見た目の印象はガラリと変わることを理解して上手に組み合わせるようにします。
その時に大事なのが、バランスです。
体型をカバーしようとするあまりに、トップスもボトムスもゆったり系でモコモコにするとアンバランスになります。
どうしても、太めな部分は隠そうという意識が働きますが、逆に思い切って見せる方がバランス的には◎なのです。
タイトなアイテムにして、上下のバランスをとることで、欠点をカバーできるようになります。
バランスとは、安定感ということなので、全体のシルエットをよく見て、重心に偏りがないかを確かめるようにすると、きれいなバランスをとりやすくなります。
下半身や左右に重心が傾いているようなら不安定に見えやすいので、上半身に目がいくようなアイテムに変えたりします。
大人可愛い着こなしの第一歩は、バランスを考えてアイテム選びをすることから始めましょう。
目の錯覚を利用する
スリムな体型を常に維持できていれば問題なしですが、実際にはなかなか難しいですね。
そこで、服の柄や色によって、太く見えたり細く見えたりする目の錯覚を上手に利用するのも着こなし上手のテクニックになります。
ボーダーなら縦ラインで、ラインの幅が狭い方がスリムな印象になります。
デコルテ周りの肌を出すと、首から肩にかけて華奢に見え、ウエストをベルトやシャーリングでマークすると、腰回りも細く見えます。
パンツの裾をロールアップさせて足首を見せると、脚全体まで細く見えます。
これらのちょっとしたことで、目の錯覚で実際よりもきれいに見せることができます。
気軽にできる技なので、だまされたと思って試してみるといいですよ。
少ないアイテムで個性を出す
目新しいモノが、ひとつもないのに大人可愛く着こなしている人、いますよね。
特別なアイテムに頼らずに、人と同じようには見えないオシャレを楽しみたいですね。
少ないアイテムで、着こなし、着まわし、着くずしを研究する姿勢が大事になってきます。個性的って、自分で生みだすものではないでしょうか。
普遍的なアイテムを、上手にバランスよく着こなせるように、鏡の前で組み合わせを練習する努力が必要だと思います。
ベーシックな白シャツでも、着こなしを変えれば印象が変わる
ベーシックな白シャツにネイビーの七分丈パンツ…みたいな、よくある組み合わせでも、白シャツの着こなしを変えるだけで、けっこう見た目の印象が変わります。
白シャツを使って大人可愛いスタイルにするには、最近、流行りの前縛りが有効。
基本的には、シャツの裾を、体の前で縛るわけですが、ポイントは、しばる位置を、腰よりも上めにすることです。
目安としては、胸とウエストの真ん中ぐらい。
こうすることによって、シャツの裾がAラインで広がり、女性っぽさを強調することが出来ます。
また、ボタンは使わず、胸の位置でブローチで留めるだけにしても、似たような効果を得ることが出来ます。
パリジェンヌみたいに、ちょっと大人のラフな着こなしにするには、衿元のボタンを開けるのが基本です。
また、袖口のボタンもわざと外してしまって、腕を長めに見せるのもおすすめです。
腕まくりをする場合は、長袖インナーをレイヤードして、全身コーデの差し色として使うのもいいですね。
白シャツを使って、ちょっと「出来る女」風の着こなしにするには、小物としてベルトを使いましょう。
ウエストより、ちょっと高めの位置をマークして、ギュッとしぼれば、オフィスでも、颯爽としているのが似合うスタイルになります。
ベルトなしで、コーデを組む時には、白シャツのバストよりもちょっと下の位置のボタンを「一つだけ留めるやり方」でもOKです。
こんな風に20代後半〜30代の大人可愛いファッションスタイルは、プチプラで買ったベーシックアイテムだけでも出来るので、いろいろと工夫してみて下さいね。
- (2015/07/09)レディースファッションは足し算より「引き算」が大事!を更新しました